お笑いユニット「ザ・プラン9」の単独ライブ「3543」が23日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われ、元松竹芸能所属コンビ「チョップリン」の小林幸太郎(45)西野恭之介(44)とピン芸人の爆ノ介(41)の加入が発表された。今後は、現メンバーのお~い!久馬(48)浅越ゴエ(46)ヤナギブソン(44)との6人体制となる。

チョップリンは3月末に松竹芸能を退社し、フリーで活動していた。小林は「コヴァンサン」、西野は「きょうくん」の名前で、「ザ・プラン9」のメンバーとして活動し、吉本興業所属となる。

久馬、浅越、ヤナギブソンの3人でネタを披露後、コント「麻雀」で新メンバーの3人が登場。リーダーの久馬が「これからこの6人でやっていきましょう」と言うと、拍手が起こった。

きょうくんは「退所して、コロナが来て、フリーになってどうしようかなとなってるときに、久馬さんから声をかけていただいた」と明かした。笑いの殿堂であるNGKの舞台に立ち、「元々は立てなかった舞台。『そんなにすぐに立てるな』と自分に言い聞かせてる」と話した。

コヴァンサンは「フリーになって半年、ボケと経理をやっていた。ボケだけに集中できるのはありがたい」と語った。

爆ノ介は大阪・よしもと漫才劇場などの舞台に出演している。加入が決まり「あこがれていたお兄さん方なので」と喜んだ。

新体制のお披露目は、11月8日によしもと漫才劇場で開催されるイベント「月刊コント11月号」。12月7、8日にはNGKで「新生THE PLAN9芝居座~其の四~オーナイ!~通夜~」を行う。

キングオブコントへの挑戦を聞かれ、久馬は「新体制になって挑戦したいとは思う。第7世代が頑張ってるし、おじさんたちも負けないぞというのを見せたい」と意気込んだ。