木村佳乃主演の10月30日放送に放送されたTBS系金曜ドラマ「恋する母たち」(金曜午後10時)の第2話平均視聴率が7・4%(関東地区世帯)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・5%だった。

柴門ふみ氏の同名漫画が原作。同じ高校に通う息子を持つ3人の母親(木村、吉田羊、仲里依紗)の恋や悩み、友情が描かれる大人のラブストーリー。シングルマザーとして息子を名門高校に進学させる役の木村は、19年ぶりに同局系で主演を務める。

第2話で、石渡杏(木村佳乃)は、女手一つで育てた息子が中高一貫の名門校・麻蔵学園高校に合格し、保護者説明会に出席。同じ教室には、子どもを中学から麻蔵学園に通わせている林優子(吉田羊)と蒲原まり(仲里依紗)の姿もある。杏は親しくなったまりから「母親たちは、意外とみんな不倫しているのよ」と聞いて、驚く。

杏たち3人の母親には、人に言えない悩みや心の傷があった。杏の夫・慎吾(渋川清彦)は11年前に人妻と失踪。杏はそのことを相手の女の夫・斉木巧(小泉孝太郎)から聞かされた。キャリアウーマンの優子は、売れない小説家の夫・シゲオ(矢作兼)と引きこもりの息子・大介(奥平大兼)を養っていて、家庭よりも職場を自分の居場所と感じている母親だ。セレブ主婦のまりの悩みは、弁護士の夫・繁樹(玉置玲央)の不倫。そのまりが、チャリティー・パーティーで出会った落語家の今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)から猛アプローチを受ける。

ある日、再び斉木が杏を訪ねてきた。そして思いもよらない事実を告げられる。