女優小松菜奈(24)が14日、都内で、映画「さくら」(矢崎仁司監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

直木賞作家・西加奈子氏の同名小説を映像化。サクラと名付けられた1匹の犬と5人の家族が、長男の死をきっかけにバラバラとなりながらも、小さな事件をきっかけに再びつながる家族の再生の物語だ。

5人家族の父を永瀬正敏、母を寺島しのぶ、次男を北村匠海、兄を吉沢亮、妹を小松がそれぞれ演じた。

2020年に入り、有観客での舞台あいさつは今日が初めてだったといい「ただいま、という安心感を感じております」とほっとした表情で話した。

実生活で3兄弟の末っ子であり、演じた役も末っ子。共演した2人の兄との共演について「本当に楽しくて。気を楽に、まんまの空気感で兄弟として演じられました」と話した。

深夜の撮影も多かったといい「深夜の変なテンションと、今思えば全然面白くないことも面白く感じて…」と苦笑し、「ケロケロケロッピで笑ってました」と現場での様子を独特な言い回しで表現をして笑わせた。

年末年始はどのように過ごしたいですか、と聞かれると「お笑い見て笑って、おいしい物を食べて、寝て、食べて、寝て…の繰り返しのドロみたいな生活したいですね」と“何にもない普通の日常”を求めた。

北村匠海(23)、吉沢亮(26)、映画初出演を果たした櫻坂46小林由依(21)も登壇した。