ネットで中傷を受けた経験のあるタレント、スマイリーキクチ(48)が、SNSなどでわざと批判を招く言動をし、度を超えた批判の投稿者から示談金や賠償金などをせしめるビジネスが横行しているとし、注意を呼びかけた。

キクチは26日、ツイッターを更新。「意図的に人を不愉快にさせる発言や動画をSNSに投稿して、批判の度を超えたコメントを片っ端から開示請求する。投稿者から示談金や賠償金を請求するビジネスが流行っているようです」とし、「アンチを育てるツリです。ネットのニュースで炎上や批判殺到など話題になっても、批判に参加せずスルーしてください」とうながした。

キクチは今年8月にもツイッターで、「最近は自ら挑発して、やり返されたら法的措置を取ると警告している人を見かけます」と、誹謗(ひぼう)中傷を逆手に取ろうとする手口に言及し、そうした行為に「でも法律はそんなに甘くないですよ」とピシャリ。「匿名で中傷する人間は根本的にひきょうですからね。示談金や賠償請求に応じる方が珍しいです。金銭目的ならやめた方がよろしいかと」と忠告していた。