木村佳乃主演のTBS系金曜ドラマ「恋する母たち」(午後10時)の4日放送の第7話平均視聴率が7・7%(関東地区世帯)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・5%、第2話は7・4%、第3話は7・8%、第4話は7・8%、第5話は8・2%、第6話は8・5%だった。

柴門ふみ氏の同名漫画が原作。同じ高校に通う息子を持つ3人の母親(木村、吉田羊、仲里依紗)の恋や悩み、友情が描かれる大人のラブストーリー。

第7話で、杏(木村佳乃)が、斉木(小泉孝太郎)から一方的に別れを告げられて1カ月がたった。研(藤原大祐)は、元気のない母を心配しているが、最近は父・慎吾(渋川清彦)と自分のところを行ったり来たりしていて、杏は寂しさを感じていた。

まり(仲里依紗)の一家は、繁樹(玉置玲央)が政治資金流用の指南役だったと週刊誌に出たことで弁護士会から懲戒処分を受け、信用も仕事もなくし、高級タワーマンションも手放した。そんなまりたちに、優子(吉田羊)は空き家になっていた林家を提供。一瞬にしてすべてを失ったことを受け入れられずにいる繁樹をよそに、まりは生活費を稼ぐため弁当屋でパートを始めた。

千葉支店に移った優子は、新規開拓の飛び込み営業を続けていた。地元の食品卸の有力者・塚越社長(尾美としのり)のもとに1カ月通い、ようやく認められた。塚越に居酒屋チェーン「房総酒場」を紹介してもらうが、「房総酒場」はライバル会社であるアオシマ食品一本やり。そこに優子たちコジカフーズが食い込むことができたら、塚越もコジカフーズと契約すると言われた。必死で「房総酒場」に通い詰めるが、先行きは不安。そんな中、優子は会議に出席するため久々に東京の本社へ戻った。会議を終えたところを赤坂(磯村勇斗)が待っていた。

その頃、与論島で生活を始めたシゲオ(矢作兼)と大介(奥平大兼)父子。シゲオは構想中の小説のテーマを大介に話して聞かせ、大介を取材させてほしいと相談していた。

一方、杏は斉木のことが忘れられずにいた。斉木に対する自分の態度を反省していることを優子に話しながら、酔いつぶれてしまった。優子は代わりに斉木に電話した。