8日放送の日本テレビ系の情報バラエティー番組「幸せ!ボンビーガール」(火曜午後10時)では、コロナ禍で翻弄(ほんろう)された元キャビンアテンダントの女性に密着する。

27歳のレイナさんはコロ禍で仕事と住む家を失ってしまった。東京・奥多摩町にある廃校の配膳室に寝泊まりしながらなんとか生活している。

幼いころ、米国人の父親と日本人の母親が離婚。英語をしゃべれないコンプレックスを克服するため、自力で英語を勉強した。高校時代からアルバイトを掛け持ちし、シングルマザーだった母を助けながらためたお金で米国留学をしたが、米国では車中暮らしを経験するなど何かと波乱に満ちた人生を歩んできた。

今、新たに思い描く夢は、奥多摩町にある空き家を利用した「ホステル」。安い簡易宿泊施設を作りたいという。過疎化が進む奥多摩町には土地も家賃も0円、タダで譲ってもらえる空き家がある。

持ち主は持っているだけで支払わなければならない固定資産税や、この先の解体費用を憂慮し、無償でも人手に渡したいといい、レイナさんはそんな0円物件に目を付けて開業を志したという。

ただ、譲り受けた0円物件は山の上にあり、石段を100段以上のぼらなければならない上、さらに道なき道を歩く必要が…。しかも、こぢんまりとした、およそ12帖の物件で、床や天井、壁もドアもボロボロだった。リフォームするにはかなりの費用がかかりそうだが、レイナさんが貯めている開業資金は100万円程度。

そこでレイナさんが次に取った行動とは? さらに新たな危機にも見舞われ、現実と直面するレイナさんは夢をかなえることができるのか?