三代目 J SOUL BROTHERSが24日、有料配信ライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER」を行った。

昨年のクリスマスファンイベント(京セラドーム大阪)に続いてのクリスマスのステージ。サンタクロースをイメージした赤の衣装を羽織るなどしながら、「Silent Night」や「LAST CHRISTMAS」のクリスマスソングや、「O.R.I.O.N.」「HAPPY」などのグループ曲も、パーティー色も交えながら披露した。公演前の取材で「サンタからのプレゼントは、コロナを早く収束させてほしい!」と話していたボーカル今市隆二(34)は「ファンの皆さんとより濃く過ごせる1日にしたかった」と、聖夜のライブへの思いも明かした。

中盤では、来年1月10日開幕のダンスプロリーグ「D.LEAGUE」のパフォーマーとのスペシャルコラボも実現させた。「Dリーガー」の中には、デビュー前から一緒に踊っていたメンバーもいるというNAOTO(37)は「パフォーマーとしても、ダンスのプロリーグができてうれしいですし、今こうして大きなステージでコラボできるのはうれしい」と感慨深げに話した。

この日はライブだけでなく、トークなどの企画コーナーも充実させた。「J(人望)-1グランプリ」と題して、LDHアーティストに生で突然電話をかけて、ライブ内に会場に呼ぶ企画では、DOBERMAN INFINITYのSWAY(34)やGENERATIONS佐野玲於(24)、EXILE/FANTASTICS佐藤大樹(25)、FANTASTICS木村慧人(21)や、が急きょ駆けつけて、ファンを楽しませた。

また公演後には、それぞれがメンバーやファンへの思いを伝えた。岩田剛典(31)が「10周年を迎えさせていただいて、同じ釜の飯を食ってきた仲間なので、10年、20年、おじいちゃんになっても仲良く、最高な三代目 J SOUL BROTHERSでいられるように心をこめていきたい」と話したが、実は小林直己(36)へのドッキリ企画。最後に小林が「これまで10年間、一緒に歩いてくれてありがとうございます。メンバーの皆さんもありがとうございます」とあいさつすると、目の前のケーキが噴射して顔面に直撃した。笑顔の小林は「来年は(LDH全体で)『日本を元気に』と掲げていますが、まず三代目が元気にはじけていこうよ! 一番はじけて、一番元気なグループとして最高に盛り上げていきたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします! メリークリスマス!」と絶叫した。【大友陽平】