27日に放送された日本テレビ系「笑点」の平均視聴率が16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区世帯)と28日、分かった。

27日の放送では、17日に亡くなった落語家の林家こん平さん(享年77)を追悼する内容を放送した。番組冒頭、こん平さんの過去の映像で始まった。「チャラーン、こん平でーす」というおなじみのギャグが流れた後に「明るいキャラクターで1966年の放送開始から、笑点を引っ張っていただいた林家こん平さんが、12月17日お亡くなりになりました。享年77。謹んでお悔やみ申し上げます。最後まで笑点の舞台復帰を諦めなかったこん平さん。その在りし日の勇姿をご覧下さい」とナレーションが読み上げられた。

その後、大喜利などでこん平さんが活躍した過去映像が流れた。

こん平さんは66年から同番組に出演。「1、2、3、チャラーン」というネタなどでお茶の間の人気者となった。04年8月に声帯の異変で入院し、番組を欠席。そのまま番組出演を見送り、弟子のたい平が代わりに出演。06年の番組40周年を機に正式に降板していた。