マルチクリエーター広井王子氏(66)が総演出を務め、吉本興業が手掛ける新プロジェクト「少女歌劇団」から誕生したグループ「少女歌劇団ミモザーヌ」の第1回公演「Begin~始まりの歌~」の配信ライブが30日、開催された。

最年長のきくたまこと(19)の「始まるよ~。全員集合」というのかけ声とともに第1期メンバー14人、第2期メンバー8人が集まった。開演前にはきくたが「このような状況ですので、第1回公演は無観客での配信ライブになりました。ですが、わたしたち少女歌劇団ミモザーヌは、コロナに負けない愛と勇気と元気をみんさまにお届けしたします」とコロナ禍での無観客ライブになった経緯を説明した。

1期生、いまもりまなか(17)は「コロナに立ち向かわれている医療従事者のみなさまに感謝したいと思います。そして、多くの方々が早く元気になれますようお祈りいたします」とあいさつ。さらに、きくたが「いつか、みなさまと劇場でお会い出来る日が来ますことを願いながら」と呼び掛け、約70分のショーがスタートした。オリジナル曲「ミモザのように」など計12曲と踊りを披露した。

「清く。明るく。麗しく。」をテーマにした少女歌劇団は年齢制限11歳~20歳の少女たちで結成され、メンバーは20歳の誕生日を迎えると退団する。

グループ名である少女歌劇団ミモザーヌは花の「ミモザ」に由来し、ミモザの花言葉は「友情」「優雅」とも言われる。センターやリーダーは置かない。

また、新たに3期生の募集もスタート。11歳から満17歳までの女性(21年3月31日時点)。応募の締め切りは来年1月31日まで。