尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(74)が、政府が新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言下でも小学校、中学校、高校などの休校を求めない方向であることに、「本当に無責任の極み」と厳しく非難した。

尾木氏は4日のブログで、政府が緊急事態宣言下でも16日から始まる大学入学共通テストは予定通り実施することや、学校を休校としない方針であることに、「こんな方針でたらめ以外の何物でもありません!」と批判。国内で授業のオンライン化が進んでいないことがこうした事態を招いていると指摘し、「休校にしても学びをストップさせないオンライン整備は国際社会はもちろん文科省の大切な基本方針でもあったはずですーー何をやっても『遅くて中途半端』 全てのつけは子どもたちにーーとんでもない無策ではないでしょうか?」と憤った。

5日にも休校問題に言及し、「もう本当に無責任の極み」と政府を批判。「学校を休校にしても学びを止めないオンライン整備を地方とも協力・共同して全力投球しないとーデジタル庁新設が泣きますよ!」と、あらためて訴えた。