医師でタレントの友利新(42)が、自身が勤務する都内のクリニックで新型コロナウイルス感染者が10人出たことをブログで報告した理由について説明するとともに、「感染者=悪ではありません」とした。

友利は6日、ブログを更新し、「有難い事に沢山の方から心配の連絡がありますが、私も家族も元気です」と報告。「中には陰性の私は公表しなくてもよかったのでは? というご意見もありました。公表する事で広く拡散されてしまうからと」と、クリニックの公式ホームページだけでなく自身のブログで公表したことに関して寄せられた意見に触れ、「もちろんクリニックHPのみの公表という選択もありましたが、それだけでは表参道スキンクリニックを信頼し通って頂いている患者様への周知には少ないと院長と話しあい公表する事になりました」と経緯を説明した。

続けて「医療機関で感染者を出してしまった事に批判をうけるのは仕方ありません」とした上で、「しかし出してしまった以上は経緯をしっかり公表する事で少しでも患者様の安心に繋がればと思っております」とし、「また謝罪する事で陽性者が悪という風潮になるとのご意見も頂きました。感染拡大が続く現在では誰が感染しても不思議ではなく感染者=悪ではありません。クリニック内でも感染者に対する偏見をもたないという事は院長をはじめスタッフ内での共通認識となっています」と説明した。