23年のNHK大河ドラマの主演を嵐の松本潤(37)が務めることが19日、同局から発表された。タイトルは「どうする家康」で、松本が主人公の徳川家康を演じる。脚本は古沢良太氏。

松本の大河出演は初めてで、時代劇は3作目。

ジャニーズ事務所所属のタレントが大河の主演を務めるのは、93年「琉球の風」の東山紀之、04年「新選組!」の香取慎吾(当時)、05年「義経」の滝沢秀明(現副社長)、14年の「軍師官兵衛」の岡田准一に続き5人目。

大河ドラマで家康が主人公として描かれるのは、83年の「徳川家康」、00年の「葵徳川三代」に続いて、3作目となる。

松本は「初めにこの話を聞いたのは昨年の11月。嵐として20年いっぱいまで走りきりたいと思っていた僕は、これだけのおおきなことを決めることはできないと思い、結論をまっていただきました。そして、年が明けてからいま一度考えました、嵐という船を1度降りて、あらたな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません」とコメントした。

古沢氏は「信長や秀吉に比べてなぜか人気がないような。ずるがしこく立ち回ったあげくたなぼたで天下が転がりこんできたイメージだから? しかしそれこそが、私が家康にひかれる理由です」。

嵐は昨年12月31日をもって活動休止した。

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