音楽家坂本龍一(69)が直腸がんを患っていること公表し、脳腫瘍で闘病中の盟友、高橋幸宏(68)が、「絶対に大丈夫!」とエールを送った。

高橋は21日、ツイッターを更新。坂本に向け「絶対に大丈夫!病気先輩だけれど、僕も一生懸命頑張ります。勇気を出して、自分を信じると教わったから。乗り越えます。かなり続きそうだけれど、やれる仕事はやりますよ。その方が免疫力上がりそう!甘いか,,,」とつづった。

続くツイートでは「僕は、食べ物の制限等がないので一見良いのですが、抗がん剤より、むしろ入院中の放射線治療の後遺症で今になって食欲が無くなったりするので、全然体重が戻らず、痩せるばかり。ここは、グッと堪えて、進行させない事に専念したいですね。と、言っても、どうやるんだろ。信じるしかないか、、、」とした。

坂本は、14年7月に中咽頭がんであることを公表し、一時活動を休止。治療に専念し、15年8月に映画「母と暮らせば」の音楽で仕事復帰し、同9月にラジオで復帰して以降は、活動も精力的に行ってきた。21日の発表では、「2014年に罹患(りかん)した中咽頭がんは6年を経て寛解し安堵(あんど)していましたが、残念ながら、新たに直腸がんがみつかりました。大いに落胆しましたが、すばらしい先生方との出会いもあり、無事手術を終えて現在は治療に励んでいます」と報告した。