菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の第3話が27日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・1%だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は8・8%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

第3話で、はりきって渉先生(東啓介)とのデートに向かった空。しかし、碧の心配通り、慣れない異性との交流で、娘・空の初デートは想定外のアクシデントに見舞われた。

おだやでは、ゴンちゃん(沢村一樹)のもとに見合い話が舞い込んだことで碧との関係に変化が生まれた。年下で美人の相手からの熱烈なアプローチとあって自信満々のゴンちゃん。しかし碧は、ゴンちゃんが結婚すれば今までのように気軽におだやに入り浸れなくなることに複雑な思いを抱いていた。さらに、恋をしていないと恋愛小説が書けない碧は、新作小説がはかどらず仕事もスランプに陥った。碧は漱石(川上洋平)の後押しでゴンちゃんとデートすることになったが、碧のデートにも、まさかの結末が待っていた。

一方で漱石はストーカー気質の恋人・沙織(福原遥)の異常なまでの執着に手を焼いていた。同じ出版社でバイトまで始めた沙織は、漱石を24時間監視していた。そして光(岡田健史)は、元家庭教師の未羽(吉谷彩子)に思いを寄せながらも、年上の未羽との関係にひそかに傷を抱えていた。さらに、エリート一家の中で、オタクで落ちこぼれの自分が認められていないことにコンプレックスを感じていた。

そんな中、空がバイトするおだやに、ガールフレンドの1人とデート中の光が偶然訪れた。ガチャガチャで当たったビー玉を何げなく空に渡す光。その帰り、光にもらったビー玉越しに見えるサカサマの景色は、空の目にいつもよりきれいに見えた。碧と空、2人を取り巻く人間関係が少しずつ動き始めていた。