吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)が14日、スタートした。

新1万円札の顔としても注目され、「近代日本資本主義の父」と称される渋沢栄一の生涯を描く。幕末から明治へかけて、時代の大渦に翻弄(ほんろう)され、挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持ちながら未来を切り開く物語。

初回の「栄一、目覚める」は、武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(子役・小林優仁)の話がメイン。罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(子役・石沢柊斗)らと忍び込もうとたくらむ。一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の息子、七郎麻呂(子役・笠松基生)を一橋家に迎え入れる話が進んでいた。

地上波では午後8時から放送だが、NHKのBSプレミアムでは午後6時から放送されたため、地上波放送前から「青天を衝け」がツイッターのトレンド上位にランクイン。放送開始5分後の午後8時5分にはトレンド1位に躍り出た。

大河ドラマの初回で注目されるのは、それぞれの役の子ども時代を演じる子役たちの演技だ。吉沢の子ども時代を小林優仁くん、村川絵梨の子ども時代を小田菜乃葉さん、高良健吾の子ども時代を石沢柊斗くん、橋本愛の子ども時代を岩崎愛子さん、満島真之介の子ども時代を須東煌世くん、草なぎ剛の子ども時代を笠松基生くんがそれぞれ務めた。

ツイッター上には「子役たちのまなざしがキラキラしていてかわいらしかった」「子役がいいお芝居するんだよね」「子役の子が本当にかわいい…一年間楽しみです!」といったコメントが集まった。