俳優駒木根葵汰(きいた=21)が20日、都内で「スーパー戦隊 MOVIEレンジャー2021」初日舞台あいさつに出席した。

東映の戦隊映画が3本立てて公開されるもので、駒木根は映画「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!」に、五色田介人/ゼンカイザー役で主演する。

3月7日のテレビ放送開始に先がけて映画が公開される。初日を迎え、駒木根は「初めてながらにして良いものが撮れたなという風に感じていましたので、ようやく公開するということで、今日という日を心待ちにしていました。無事公開することができてうれしいです!」と笑顔を見せた。

映画には「秘密戦隊ゴレンジャー」に主演した“初代レッド”こと誠直也をはじめ、歴代レッドが総出演する。駒木根は「アカレンジャーというのはすごくオーラ、貫禄があって。そんな歴史の中に自分の名前があるのは最高!としか言いようがなかったです」と刺激を受けた様子。「撮影で目の当たりにした迫力を自分たちもしっかり身に付けて、しっかり頑張ろうっていう気を引き締める1日にもなりました」。

また歴代レッドに加え、敵役の歴代怪人も登場しており、その豪華さに「初めての戦いなのにやりすぎじゃないかって思いました」と苦笑い。撮影での手応えを語ると「完全燃焼しちゃうんじゃないかなっていう迫力もありました」と振り返っていた。

1人の人間と4体のロボット「キカイノイド」たちが戦隊として敵と戦う物語で、この日はキカイノイドのジュラン、ガオーン、マジーヌ、ブルーンも勢ぞろい。全員で変身ポーズを初披露すると、会場から拍手を浴びていた。