NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の23日に放送された第57話の平均視聴率が17・0%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、公演初日を迎え、一平(成田凌)と千代(杉咲花)は前座で一平が新たに書いた台本で舞台に立つことになった。そこで一平が千代にキス。公演を見に来ていた警官は激怒して、芝居は中止になった。千代にとっては初めてのキスで、岡安のお茶子らは必死に慰めた。その頃、鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)らは必死に警官に頭を下げ、公演は続けられるように謝罪していた。どうにか公演が続けられるようになり、一平と千代は家に帰る事に。その途中、見知らぬ若い男性がいきなり一平を殴り、「よくも、姉やんを傷もんにしてくれたな」と言い放った。その男性を見た千代は少し考え「ヨシヲか」と尋ねた。ヨシヲだと分かった千代は「こない大きくなって…。会いたかった」と抱きしめ喜んだ。そしてヨシヲを連れて岡安に戻り、シズ(篠原涼子)やお茶子らに紹介した。その後、千代はヨシヲに鶴亀家庭劇の芝居を見せると約束。しかし、鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)の所に劇場に火をつけるとの脅迫電話があり、鶴亀家庭劇の公演が中止となったと知らされた。