藤原竜也(38)竹内涼真(27)が23日、映画「太陽は動かない」(羽住英一郎監督、3月5日公開)のオンラインイベントに出席した。

同作は吉田修一氏の小説が原作。表向きは小さなニュース配信会社を装った「AN通信」という組織が舞台となる。2人が演じるエージェントは、24時間ごとに本部への定期連絡をしなければ心臓に埋め込まれたチップの軌道装置が発動し、解除申請が出来なければ5分で爆死するという状況で任務を遂行する。

公開前最後のオンラインイベントとなり藤原は「大変な時期ですけど時間が許すかぎり熱い思いを精いっぱい伝えていきます」と力強く話した。竹内は「以下同文です。時間ありませんので!」と足早にあいさつした。

アクションを一連で撮ること多かったという本作。撮影を振り返り、藤原は「監督にごめん、ちょっともう1回!といわれるのがきつかった」と本音を漏らした。続けて「顔には出さないですけど。あ、わかりましたお願いします、とは言うものの、んーこれをもう1回か…と思う自分がいた。1回、2回だったらまだしも、3回4回5回とか、橋から飛び降りるシーンだったら10回、20回とかやられると、なかなか突破口がわからない、きついシーンはありました」と振り返った。「それでもやるしかないと思いながらやってました」と撮影には強い覚悟を持って臨んでいたと明かした。

公開前だが、続編についても意欲的な竹内は「僕らのチームは次回作もやる気満々ですので、是非この迫力と勢いに魅了されて下さい!」と呼び掛けた。