NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の2日に放送された第62話の平均視聴率が18・0%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、大山鶴蔵(中村鴈治郎)から2代目天海天海を襲名するよう言われたが断った一平(成田凌)。「天海天海を名乗るくらいなら役者やめた方がいい」と仲間に伝えた。しかし襲名は社命で、断れば鶴亀家庭劇の存続も危ぶまれた。そんな時、岡安では夫婦ゲンカの愚痴を吐くみつえ(東野絢香)と叱るシズ(篠原涼子)。一平に名前を継がせたい千代は、みつえが言った「お母ちゃんのことやったら聞くしかない」の言葉を聞いて、何かを思いつき、千之助(星田英利)に一平の母、夕の居場所を聞いた。そして、千代は一平を連れて京都にやって来た。しかし、母の名前の夕だけでは居場所は分からず、以前に務めていたカフェーキネマの情報網を頼ることにした。