NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の4日に放送された第64話の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、幼き日より、一平(成田凌)が恨んできた父・天海天海(茂山宗彦)のそぶりからは、到底想像できない事実を突き付けられた、一平と千代。ぼうぜんとしたまま、京都をあとにし、道頓堀の帰路につくのだった。時を同じく、千之助(星田英利)も天海から口止めされていた事実を鶴亀家庭劇の座員たちに話し始める。そして、天海と千之助の2人以外にこのことを唯一知っていたハナ(宮田圭子)も、一平と千代の帰りを待ちわびていた。

そして一平は2代目天海天海を襲名することを決める。襲名披露興行が行われることになる。一平は襲名披露興行で役者を辞めることを決意していた。