すぐれたポッドキャストを表彰する「JAPAN PODCAST AWARDS 2020」の表彰式が5日、都内のスタジオで行われ、大賞には「味な副音声~Voice of food~」が選ばれた。同コンテンツは、フードエッセイストの平野紗季子が異なる食メニューをテーマにさまざまなトークを繰り広げる。

大賞の受賞に平野は「(ノミネートには)私の好きな番組もあったのでとてもうれしいです。リスナーの方には生活シーンの中で聴いていただいているようで、うれしいです。食に関する難しい話題もカジュアルにお届けしたい」と話した。

選考委員の市川沙耶は「本当に幅広い作品が集まった。世間から求められるのではなく、自分たちがやりたいことをやっているのがおもしろい」。テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏は「面白いものが増えて、時間の奪い合いになるので大変です。パンクさとか、偏屈さがのっている作品だと好きになる」などと総評を語った。