TBS系音楽バラエティー「オトラクション」(火曜午後7時)が13日にスタートする。MCを務める西川貴教(50)とお笑いコンビ霜降り明星がこのほど、初回収録直後に、日刊スポーツなどの取材に応じた。

音とリズムがテーマのアトラクションを使って対決し、幅広い世代が楽しめる新感覚アミューズメント番組。2度の特番を経て、レギュラー進出となった。

MCを務める2組は、ゴールデン帯のバラエティーで番組初MCとなる。ミュージシャンながら、卓越したトーク力をもつ西川。「絶対音感」をもち、さまざまな楽器を弾くことが出来る粗品。リズムネタが得意なせいや。3人の化学反応に注目が集まる。

ゴールデン帯(午後7時~午後10時)バラエティーの司会就任に西川は「まさかまさかのバラエティー。ゴールデンの時間の司会ということで本当に緊張しております」と興奮気味に話した。

せいや(28)は「この位置でやらせていただけるのは西川さんのおかげ。お子さんにも認知されるチャンス。ファミリー層とか今までと違う層にみてもらうチャンス」と力を込めた。

相方の粗品(28)は3年前のM-1グランプリで優勝した際に、「ゴールデン帯で司会をやりたい」と目標を口にしていたといい「夢がかないました。当時を思い出して、燃えていますね」とギラギラした。

お互いの印象について問われ、西川は「(バラエティーでは2人が)大先輩です」と語り、粗品は「西川さんは、もちろんおもしろいですし、タレントとしてもすばらしい。なんといっても音楽。絶対的な存在。番組のメンツが保たれる。西川さんがいることで説得力がある」と信頼を口にした。

せいやは「何より優しい。若手に対する圧が一切ない。歌うまいだけの芸人の兄さんやと思っている。芸人の兄さんの優しさを感じる」と笑わせた。

西川は「失礼やぞ!」とツッコミつつもうれしそうな表情を浮かべ、「(大物アーティストの出演を)個人的にでもいいのでブッキングします」と約束した。

番組について、せいやが「現場の雰囲気がお茶の間に伝わったら人気の番組になる」と話すと、粗品は「良い意味で緊張しない番組で楽しい。いろんな仕事ありますけど『明日オトラクションか、楽しみ』って思います。番宣で来られる方にも、『あの番組は出たいな』って思ってもらいたい」と期待した。

西川は「本当にこのメンバーで、できれば5年とか10年とか続けて、『東京フレンドパーク』のような名物番組に出来るように頑張りたいので応援よろしくお願いいたします!」とかつて同局系で人気を博したアトラクション番組を引き合いに出して呼び掛けた。