吉本興業は5日、都内で会見し、女子プロサーファーの前田マヒナ(23)と野呂玲花(26)が所属することを発表した。

ハワイ生まれの前田は、18年に日本国籍を取得。昨年の「第2回ジャパンオープンオブサーフィン」に優勝するなど、東京オリンピック(五輪)の日本代表の有力候補だ。

「日本語は下手」という前田は、サーフィンについて「スランプの時もあるからメンタルも大事。ライフスタイルから変えています」。吉本に所属した理由について「私のビジョンはサーフィンを広めること。私の夢と吉本の夢のために頑張ります。自分はアスリートだから面白いところを見せられない。でも、お父さんは大阪の人だから、どこかで面白いところを見せられるかも。渡辺直美さんとコラボしてみたい」と話した。

大阪出身の野呂は高校生の時からプロサーファーとして活動。「吉本が好きで、新喜劇をお婆ちゃんと見ていました。好きな芸人はゆりやん(レトリィバァ)。吉本と一緒に楽しいことができたらいいなと思う」と話した。