TBS系「渡る世間は鬼ばかり」やNHK連続テレビ小説「おしん」など人気ドラマを手掛けた脚本家橋田寿賀子さんが急性リンパ腫のため、4日、亡くなった。95歳だった。訃報を受け女優馬渕英里何(42)が5日、所属事務所を通じ、お悔やみのコメントを発表した。

馬渕は「突然の訃報に大変驚き、言葉がありません。今年、ファミリーと再会できることを楽しみにしておりました。橋田先生がこのコロナ禍をどう描くのか、本当に心から楽しみにしていた矢先のことで、悔しい、寂しい、残念、どれもしっくり来ない、ただただ心にぽっかり穴が開いたようなそんな状態です」と現在の苦しい心境を明かした。

「たったおひとりでたくさんの人物の思いをお書きになるお姿、毎度圧巻でした。たくさん学ばせて頂いた、鍛えて頂いた、高い山にいくつも登らせて頂いた、そんな体感だけがよみがえります。どうか安らかに、そして先に旅立たれたファミリーの皆様と、再会されてにぎやかに、新たな物語を紡いで頂けますよう、願わずにいられません。ファミリーの一員にして頂いたこと、本当に感謝しております」とコメントした。

馬渕は、TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」に出演していた。

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