NHK連続ドラマ小説「おしん」TBS系「渡る世間は鬼ばかり」などで知られる脚本家の橋田寿賀子(本名岩崎壽賀子=いわさき・すがこ)さんが4日、午前9時13分、急性リンパ腫のため、亡くなったことが5日、分かった。95歳。

NHK連続ドラマ小説「半分、青い。」などで知られる脚本家の北川悦吏子氏が自身のツイッターを更新し、橋田さんを悼んだ。

「橋田先生、ご冥福をお祈りいたします。30年前、私がデビューした頃、女性脚本家が一斉にデビューしていきました。それは、橋田寿賀子さんから内館牧子さんへの流れの中からの出来事と認識しています。女性脚本家の道をつけてくださったのは、橋田寿賀子さんだと思っています」と影響力を記した。

続けて「私は北川さんのファンよ、オレンジデイズとか。私には書けないもの。そして北川さん。テレビ局やら、プロデューサーなんかに、負けちゃダメよ、と橋田先生は仰いました。女でありながら戦って戦ってその場を獲得していらっしゃったのだなあ、と思ったことを深く覚えています。ご冥福をお祈り致します」と追悼した。

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