急性心筋炎のため休養していた俳優志尊淳(26)が13日、自身のインスタグラムを更新し、退院したことを報告した。

志尊は、「皆さま。このたびは多大なるご心配、ご迷惑をおかけいたしました。先日、ひとまず退院することができました」と報告した。

そして「今は元の生活に戻れるように、ゆっくりリハビリをしています。今回自分が患った『急性心筋炎・心膜炎』という病気。普通の風邪の症状かなと思っていたら次第に呼吸するのが苦しくなり、胸が痛くなり、病院に行った時には心不全を起こしていました」と病気を振り返った。

その後、さまざまな検査をしながら「数日間ICUで病状が悪化しないよう戦っておりましたが、さまざまな処置のおかげで悪化を免れることができました。病院に行くのがもう少し遅かったら、我慢していたらと考えると今でも背筋が凍る思いです」と心境を告白した。

「病院で辛い時、何度も心が折れそうになりましたが、家族、仲間、友達そして応援してくれている皆さんのメッセージや優しさに助けられました。今回の件によってさまざまなことを急きょ調整、配慮してくださった仕事関係者の皆様、事務所の皆様にも、大変大きなご迷惑をかけ、ご尽力を頂いたことに御礼を申し上げます」と感謝した。

その上で「そして大変な状況の中で親身になって支えてくださり、治療、看護してくださった医療従事者の皆様にも心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」。

最後に「まだまだ油断できない日々が続きますがゆっくりゆっくり自分の体と向き合いながら一歩ずつ歩んでいきます。今はとにかく生きていられることが幸せです。皆さんと会える日を楽しみにしています」と前向きにつづった。

先月26日に、所属事務所が3週間程度休養すると発表していた。志尊は同23日に体調不良を訴え、かかりつけの医療機関を受診したところ、急性心筋炎と診断されたという。容体は安定しており、病状は改善傾向だが、入院治療のため3週間程度の休養に入っていた。心筋炎は心臓の筋肉の炎症で、倦怠(けんたい)感や息切れ、胸痛などを発症する。