米映画「ロッキー」や「ランボー」シリーズで知られる俳優シルベスタ・スタローン(74)が、トランプ前米大統領がフロリダ州パームビーチに所有する高級会員制クラブ「マー・ア・ラゴ」の新メンバーになったとニューヨーク・ポスト紙が報じた。

トランプ氏は今年1月の退任後は、同クラブの別荘で暮らしている。トランプ氏とは旧知の仲として知られるスタローンが先月、同クラブ内で他の会員とともに拳を上げてボクシングのポーズで写真撮影に応じる姿が目撃され、関係者が同紙に「新しいメンバーの1人だ」と証言したという。

会員になるには20万ドル(約2200万円)の入会金が必要だというが、スタローンの代理人からは正式なコメントは出されていない。スタローンは昨年12月、同クラブの近くに3500万ドルで豪邸を購入したと伝えられている。

スタローンは2016年にトランプ氏が同クラブで毎年大みそかに開催している年越しパーティーに招かれており、大統領に就任した際には芸術関連担当の役職をオファーされて政権入りを打診されたと報じられたこともあった。

2008年に共和党のマケイン上院議員の大統領選出馬を支持したことから共和党支持者と言われてきたスタローンは「並外れたトランプ氏のことは大好きだ」と語ったことはあったが、選挙でトランプ氏に投票はしていないと明言していた。

一方、報道を受けてネットでは「20万ドルを支払って負け犬を支援するなんて」と失望の声があがっている。

選挙で不正があったと主張するトランプ氏を支援しても自由で公正な民主主義には勝てないと語るファンや、映画「クリード」シリーズからロッキー役のスタローンが降板することが発表されたタイミングだったことに安堵(あんど)する映画ファンもいる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)