熊本地震の発生から14日で5年となり、タレントのスザンヌ(34)らが思いをつづった。

同県出身のスザンヌはインスタグラムで「今日で熊本地震、前震から5年」と書き出し、「あのときまだ息子は2歳、息子はちゃんとは覚えてないかもしれないけど、経験した人たちが未来にどう伝えるかというのが大事だと思うので、経験していない人たちにも防災の意識をつないでいくことということ、忘れないこと、自分たちに出来ることを探すこと。実践すること。を見つめ直し、話し合いたいと思います」とした。

お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔は毎年この日、現地で独演会を行っているといい、「理由は地震から二年目の熊本に仕事で行った時に被災地の人が『時間が経つにつれ、たくさん来てくれてた芸能人のひとたちが来なくなってる。新聞やテレビでもあの時のことに触れられなくなった、忘れられていってるような気がする、それが寂しい』というようなことを言ったのでだから今年も行きます。生き残った人たちは生きてることに感謝してめちゃくちゃ笑うべきだと思うからです」とインスタグラムに思いをつづった。

フジテレビの椿原慶子アナウンサーは「あの日、大きな地震が2度熊本を襲いました。私も取材で現地を訪れており2度目の地震に遭いました。ゴーッという地響きとともに、激しい揺れで叩き起こされたのを今も鮮明に覚えています」と振り返り、「5年間という年月は、大切な家族や友人を亡くされた方、被災して様々な物を失った方々の心の傷が完全に癒えるには、まだまだ十分な年月ではないと思います。我々も被災地のことを忘れず、いつまでも寄り添って出来ることを探して行きたいです」とした。