宝塚歌劇団星組公演「ロミオとジュリエット」が16日、東京宝塚劇場で初日を迎え、公演前に公開通し稽古が行われた。

宝塚歌劇としては8年ぶり5回目の同作で、トップ礼真琴がピュアでいちずなロミオを、相手娘役の舞空瞳が芯の強いジュリエットを演じ、「新生ロミジュリ」を作り上げた。

礼は「星組として3度目、そして8年ぶりの再演となる『ロミオとジュリエット』に新たな息吹をもたらすことができるよう、また、このような状況の中、お越しいただいたお客様に、平和と愛、そして勇気をお届けできるよう、出演者一同、情熱を注いでまいります。5月23日の千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」とのコメントを発表した。

「ロミオとジュリエット」は、宝塚では10年に柚希礼音主演の星組で初演。13年にも星組で再演された。礼は初演時に2年目で宝塚版オリジナルの「愛」に抜てきされ、13年には本公演でも主要キャスト、新人公演では主演した。

公演は5月23日まで。