吉本新喜劇のベテラン俳優、チャーリー浜(本名・西岡正雄)さんが、18日に呼吸不全、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、大阪市内の病院で亡くなっていた。78歳。所属の吉本興業が21日、発表した。

後輩の星田英利(49)が自身のツイッターを更新し、チャーリーさんを悼んだ。「チャーリーさん。お会いした時、挨拶したらいつも、あの半音上がった独特な#(シャープ)なお声で、『ご苦労さん!』と応えていただいた姿が思い浮かびます。喜劇の雄(ゆう)がまた1人鬼籍に。お疲れ様でございました。合掌。」とつづった。

チャーリーさんは62年に新喜劇入団。代表ギャグ「~じゃ、あ~りませんか」が、CMを機に大人気となり、91年には「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれた。92年には上方お笑い大賞を受賞するなど、個性派役者として活躍の場を広げた。

近年は、京都・よしもと祇園花月を中心に、舞台での新喜劇に参加していた。

主なギャグは「ごめんくさい」「あなた○○さん? 僕チャーリー」「君たちがいて、僕がいる」など。人を食ったような独特の空気感で笑わせてきた。