NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の23日に放送された第100話の平均視聴率が16・7%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、一平(成田凌)が帰らない部屋。一平と暮らした匂いが充満する部屋。寛治(前田旺志郎)を前に、千代の感情は爆発する。一平が残した何もかもを床にたたきつけ、雑然とした部屋ですがすがしい朝を迎える千代だった。稽古場で一平と並んだ千代は、鶴亀新喜劇の仲間たちに、お互いが決めた道を自ら話すのだった。

そして、記念興行の「お家はんと直どん」がついに封切りとなる。夫婦だった2人が、舞台上で元恋人役を演じるという劇的な展開になる。しかし、舞台のヤマ場で、千代は一平との思い出があふれて、すすり泣いてしまう。

夜、寛治が家に帰ると、千代の姿がない。道頓堀から、いなくなってしまう。