阿部寛主演のTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜午後9時)第3話が9日に放送され、平均視聴率が12・6%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は14・8%、第2話は13・9%だった。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部や長澤まさみ演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

第3話で、東大合格者を見送るシンボルとして、桜木(阿部寛)が校庭に桜の木を植えた。龍海学園の龍をとって「ドラゴン桜」。

そんな中、東大専科には天野(加藤清史郎)、菜緒(南沙良)、楓(平手友梨奈)に続いて、偏差値が学年最下位の瀬戸(高橋海人)も加わった。

水野(長澤)は早速ミニテストを行うが、中学レベルの問題にも苦戦する専科メンバーに、桜木はSNSを活用した勉強法を打ち出した。

一方、理事長の久美子(江口のりこ)は専科に生徒が集まり始めたことに焦っていた。もしも東大合格者が5人出たら辞任しなければならなかった。早めに専科をつぶそうと、対抗する難関大コースを新設し、理系トップの秀才・藤井(鈴鹿央士)を引き入れた。

東大専科を見下す藤井に、桜木は「お前に東大は無理だ」と断言した。

反発した藤井は、負けた方がクラスを廃止することを懸けて、東大の過去問を使った「東大専科」対「難関大コース」での勝負をもちかけた。