ニッポン放送檜原麻希社長が12日、オンラインで定例会見を行い、20年度決算について「減収増益」を発表した。

売上高は前年比87・8%、営業利益は同179・4%。「コロナ禍で厳しい状況での企業運営だったが、下期の放送収入の追い上げなどで減収増益となった。1年前は赤字決算も覚悟していた中、現場が引っ張ってくれて何とか乗り越えられた」とした。

また、東京などでの緊急事態宣言が延長される中、スタジオ内の感染対策や、スタッフを2班に分けた放送態勢、社員のリモートワークの継続などを続けるとし「放送を止めないというのがミッションとして最大なので気をつけていく」と話した。