NHK前田晃伸会長(76)の定例会見が13日、東京・渋谷の同局で行われ、明日14日に放送終了を迎える連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)、17日から始まる次作「おかえりモネ」についてコメントした。

新型コロナの影響を受け、前作「エール」から放送の終了・開始が変則的な状況が続く。前田会長は「おちょやん」について「コロナの中でよくやっていただいたと思う。通常なら簡単に撮影できるところを、倍以上の時間がかかったと思う」とねぎらった。“ダメおやじ”ぶりが話題を集めた、トータス松本演じるヒロイン千代(杉咲花)の父、テルヲについては「あんなの出すな、とかたくさん投書をいただいたんですが、ドラマなのでご勘弁をいただいて」などと苦笑した。

新たにスタートする「おかえりモネ」への期待も語り、「ちょっと違って現代の話。東日本大震災から10年で、宮城を舞台にしています。心に届く作品になると期待しています」と話した。