女優石田ゆり子(51)が7月期TBS系連続ドラマ、日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜午後9時)で、東京都知事役を務めることが18日、分かった。

同作は、最新医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で重大事故や災害現場といった緊急事態に駆けつけて救命処置を施す救急救命チーム「TOKYO MER」の物語。主演の鈴木亮平(38)が同チームのチーフドクター喜多見幸太役を演じる。

石田は、「TOKYO MER」創設を命じる都知事・赤塚梓役を演じる。女性初の首相候補と脚光を浴びる赤塚は、政治生命を左右されかねない困難な状況にも決然と立ち向かう人物。今の日本に求められる理想のリーダーだが、物語が進むにつれ、驚くべき真意が明らかになっていく。

石田以外のキャストも発表となった。仲里依紗(31)が病院で働く循環器外科医・高輪千晶役を演じる。若くして世界的に名高い心臓手術のスペシャリスト。命懸けで災害現場に飛び込んでいく無鉄砲な喜多見のやり方に批判的で犬猿の仲のように見えるが、喜多見の腕と、命を守ることへの強い使命感は認めているという役柄。

要潤(40)は災害や事故現場で救助活動を指揮するレスキュー隊の中でも最精鋭がそろった即応対処部隊の隊長・千住幹生役を演じる。救命救助のプロフェッショナルとして、医師でありながら危険な現場へと飛び込もうとする喜多見と激しく衝突するも、次第にうち解けていく。

小手伸也(47)は「TOKYO MER」メンバーの麻酔科医・冬木治朗役、佐野勇斗(23)は医療機器のスペシャリストの臨床工学技士・徳丸元一役をそれぞれ演じる。