モデルでタレントの山口厚子(25)が、急性虫垂炎で、緊急入院したことが22日、分かった。所属事務所がSNSなどで発表した。明日23日から始まる舞台、「パセリがすねた」は降板となる。

投稿では「明日より公演の劇メシ『パセリがすねた』に出演を予定しておりました山口厚子ですが、本日『急性虫垂炎』を発症し、医師の診断を受け、緊急入院する事となり、降板させて頂く事となりました」と報告した。

その上で「楽しみにされていた皆様、関係者の皆様にはご迷惑、ご心配をおかけし、心よりおわびいたします」と、つづった。

山口も自身のSNSに文書を投稿。「ファンの皆様へ この度、劇メシ『パセリがすねた』の塩役で出演予定でしたが、5月21日の稽古中に腹痛に襲われ、病院で診察を受けた結果、急性虫垂炎による腹膜炎と診断され、緊急入院となりました」と報告した。

ファン、関係者などにお詫びしたうえで「本番前日の判断で大変申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。引き続き、山口厚子の応援を何卒、よろしくお願い致します」とした。

山口は、21日の午後に突如、腹痛を感じ、病院で診察を受けた。入院期間の見通しは立っておらず、急性虫垂炎の場合、早くても1~2週間が必要となるケースが多い。新型コロナについては、舞台の稽古中に何度も受けており、陰性が確認されている。

現在は、動画サービスABEMAの「水溜りボンドの青春動画荘」(金曜午後10時)で、自身初のレギュラーで出演するなど、幅広く活動している。

急性虫垂炎は、盲腸とも呼ばれている。大腸の入り口にある虫垂が、異物などが原因で閉塞(へいそく)し、炎症をおこす病気のこと。右下腹が痛むケースが多い。