アニメ「キラッとプリ☆チャン」が約3年間の放送に幕を下ろし、関係者が作品への思いをツイッター上に投稿している。

2018年4月に放送スタートした「キラッとプリ☆チャン」が、5月30日放送の第153話「キラッとプリ☆チャンやってみよう!」で完結した。

シリーズ構成を担当した脚本家の兵頭一歩氏は、同アニメはテクノロジー賛歌という側面もあるとして、「シーズン3の放送中は、世界中が感染症に脅かされ、放送も一時セレクションとなり、あらゆるイベントが中止される事態となりました。そんな中でも製作は続けられ、放送はほどなく再開。のちに行われた単独ライブも、いち早く完全配信という形での開催を実現し、成功に導くことができたのは、人の良心と機械(テクノロジー)の共存があったからこそです。プリ☆チャンが現実になった、そんな風に思いました」と感慨深げに振り返った。「楽しいことやつらいこと、たくさんあった中学や高校の3年間が一生忘れられないように、プリ☆チャンの3年間は、自分にとって生涯無敵のたからものとなりました」と作品への愛情をつづっている。

桃山みらい役の声優林鼓子は、「『やってみようよ!』って手を引いて、私をきらめくステージへ導いてくれたのは、みらいでした」と自身の役どころへの想いを明かし、「今までもこれからも、みらいは私の大切なトモダチ。ずっとあなたの素敵なキラッと笑顔を、忘れないでいてね」とキャラクターに感謝を伝えた。

他にも緑川さら役の若井友希は「さらとしては、3年間の最後のセリフが『キラッとプリチャンやってみよう!』だったので、自分の中では本当にぐっときて3年間の想いをこのセリフに込めました」、萌黄えも役の久保田未夢は「最終回みない主義だったけど、途中からアフレコがバラバラになってしまったから『見たら終わる…でも見たい…』な気持ちで見てました」とコメントしている。関係者によるツイートも交え、番組ハッシュタグ「#prichan」がトレンド1位に輝く盛り上がりとなった。