昨年10月に乃木坂46を卒業した白石麻衣(28)が、卒業後初となる連続ドラマに出演することが15日、分かった。

斎藤工(39)主演のテレビ朝日系ドラマ「漂着者」(7月23日スタート、金曜午後11時15分)でヒロインとして出演する。

とある地方の海岸に漂着した、全裸のイケメンで正体不明、記憶が無い、謎の男性ヘミングウェイ(斎藤)が、世間を騒がせている事件を次々に解決し周囲からあがめられるようになっていくさまや、男が天才性と狂気を発揮していく様子、SNS時代の栄光と闇などが予測不能の展開で描かれていく物語。

ドラマの企画・原作は乃木坂46の総合プロデューサー、秋元康氏。乃木坂46結成から初期メンバーとして9年2カ月にわたって活動してきた白石は「秋元先生がどんな世界観を描かれるのかすごく楽しみでしたし、お話を頂いたときもすごくうれしかったです」と出演を喜んだ。ヘミングウェイの謎を追う新聞記者を演じる役どころには「実はふだんあまり新聞を手に取ることがないんです」と正直に打ち明けつつ「この役を演じるからには、実際に新聞を手に取ってしっかり読んでみようと思います」と決意を示した。

斎藤は初共演の白石について「“白”というイメージがふさわしい方という印象だった」と明かした。物おじしない堂々とした新聞記者という役柄を演じる白石について「きっとこれまでに見たことのない白石さんが見られると思います」とアピール。一方の白石は斎藤について「すごく健康に対する意識が高い方なのかなって(笑い)。個人的に、そういうお話も聞かせていただきたいなと思いました」と撮影を心待ちにした。同作について白石は「ハラハラとドキドキ、そしてワクワクをお届けできる作品になっていくと思うので、楽しみにしていただけたらうれしいです」と呼び掛けた。