株式会社ジャニーズ事務所と株式会社サニーサイドアップグループが17日、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種(賛同する企業や大学等において職域単位で接種を受けること)」に関する政府方針の発表を受け、今月下旬からエンターテインメント業界従事者に向けた「職場接種」を順次開始することを発表した。

発表によると接種対象者は計1000人以上を予定。「イベント・映画・音楽・舞台・ライブなどの企画・制作・運営などに関わる方々を中心に構成」という。2社の所属社員も含め、エンターテインメント業界に従事する人々の中の希望者に対して、2社のネットワークを活用し個別に呼びかけを行うという。

1回目の接種を今月下旬、2回目の接種を来月下旬に実施予定という。政府から配布される、武田/モデルナ社の新型コロナワクチンを使用するという。

発表では「今回の『職域接種』を通じてエンターテインメント業界全体を支援するとともに、1日でも早く誰もが安心してエンターテインメントを楽しめる社会に戻るよう、活動を進めてまいります」としている。