「エレキの神様」とよばれるギタリスト寺内タケシ(てらうち・たけし)さん(本名武=たけし)が18日午後8時37分、器質化肺炎のため、横浜市内の病院で死去したことが分かった。82歳。葬儀・告別式は近親者のみで執り行い、後日、「お別れの会」を予定しているという。喪主は長男章(あきら)さん。

寺内さんとギターを通して40年以上もの付き合いがあった元ハウンドドッグのギタリスト西山毅(59)が、追悼のコメントをした。「高校生の時にテレビ番組で寺内さんの曲をギター演奏したことが縁で知り合い、もう40年以上のお付き合いになりました。寺内さんのステージでは何度もギター演奏させていただきましたが、中でもブルージーンズの25周年や、1年半前の81歳の誕生日での演奏は思い出の1つです。僕のギター人生に彩りを与えてくださったのが寺内さんでしたので、今は残念という以上にショックの方が大きいです」。