戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演日本テレビ系連続ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(水曜午後10時30分)第1話が7日に放送され、世帯平均世帯視聴率が11・3%(関東地区、速報値)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は6・1%だった。

同作はドラマは、講談社「モーニング」で連載中の人気漫画「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」が原作。ワケありの元エース刑事・藤聖子(戸田)と、突然ペアを組むことになったひよっこ警察官の川合麻依(永野)の日常とホンネを描いている。

第1話で、「警察官にさえなれば一生安泰」という安易な考えから警察官になった新人・麻依は、通称“ハコヅメ”こと交番勤務に配属されて2週間がたった。心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、早々に交番所長の伊賀崎秀一(ムロツヨシ)に辞職願を出すタイミングを狙っていた。

そんな矢先、川合は“問題”を起こして交番に飛ばされてきたという刑事課の元エース・聖子とペアを組むよう言い渡され、辞職願を出し損ねてしまった。飛ばされた理由が“パワハラ”と聞きビビる麻依をよそに、聖子はパトロール中に早速その能力を発揮した。

一方、係長の北条保(平山祐介)率いる刑事課捜査一係では、連続窃盗犯の男・篠原を必死に追っていた。聖子の同期・源誠二(三浦翔平)と、そのペアで後輩の山田武志(山田裕貴)、聖子の後任で新選組オタクの新任刑事・牧高美和(西野七瀬)と、個性あふれるメンバーがそろう刑事課捜査一係だが、そこに交番から連絡が入った。それは、聖子が篠原を確保したという一報だった。実は聖子が捕まえた男が刑事課の追っていた窃盗犯だった。

その日、聖子と麻依はその後も相次ぐ通報に追われて休む暇なく駆け回った。さらに、「今から自殺する」という通報が入った。それは麻依が配属されてからすでに15回は同じ内容で110番通報している常習者・坂本(森田甘路)だった。ようやく当直勤務を終えた2人の元に警察署副署長・吉野正義(千原せいじ)から招集が入った。