家電メーカー「シャープ」と吉本興業が組んだPR活動の一環で、同社製品の魅力を、芸を交えてアピールする「シャープPR-1グランプリ2021」の決勝が11日、大阪市内で行われ、大阪府を盛り上げる「大阪住みます芸人」の「span!」が優勝した。

彼らの優勝を、わがことのように喜んだのが、大会アンバサダーのミルクボーイだった。自身らより3年先輩で、「span!」にはお世話になってきたといい、駒場孝(35)は「予選から始まり、反省会、そして決勝戦とアンバサダーとして参加させていただいてて、ここまでレベルが高くて、笑えたのは最高でした。span!さんとは昔からお世話になってましたし、そんなおふたりが優勝されてうれしいです」。

内海崇(35)も「span!さんは、ツイッターでの動画予選で1回敗退してはるんですよね。それが敗者復活して、決勝戦に出られて優勝するって、実はドラマがあるんですよね」と感動。ミルクボーイもかつて「天王寺区住みます芸人」として、ともに営業に回った仲でもあり「一緒に営業とかも回らせていただいたりしてましたので、今回の優勝は、自分のことのようにうれしく思いますね」とコメントした。

span!はトップバッターで登場し、エアコン「Airest」をPRした。優勝が決まり、水本健一(42)は「しばらく賞レースなどの『ひりつく』戦う系に縁がなかったし、お客さんの前で何かを披露することが本当に少なかったので出場できたことがうれしかったし、ましてや優勝できたことはもっとうれしいです」。

マコト(41)は「もう、こうなったら、シャープさん側がよければ、コンビ名を『sharp!』に改名して、僕ら自身もプラズマとクラスターにしようかと」などと話していた。