稲垣吾郎(47)草なぎ剛(47)香取慎吾(44)のプロジェクト「新しい地図」と日本財団が設立した、愛のポケット基金「LOVE POCKET FUND」が13日、第8弾の支援先を決定した。支援金は1億6329万円で過去最大。

今回の支援先は、感染症指定病院(特定・第1種・第2種感染症指定病院)の34病院。日本財団が21年4月6日から5月31日まで募集をかけた「日本財団 新型コロナウイルス感染症対策整備支援」に応募があった病院の中から選んだ。

感染症指定病院で、新型コロナ感染症の患者の受け入れなどに積極的な病院の中からコロナ患者の受入実績が多い先から選定したという。支援金で、人工呼吸器や空気清浄機(HEPAフィルター仕様)、簡易陰圧装置(ブース)ICUベッドの整備などに充てられるという。

また、コロナ禍の収束がみえないことから、募金期間を22年3月31日までの延長も決めた。

稲垣ら3人がコメントを寄せた。

◆稲垣吾郎 皆さんからの貴重な寄付を多くの方々のために活用させていただけることを心から感謝申し上げます。各病院への支援が困っている方の少しでも助けになればと思います。

◆草なぎ剛 日々、寄付をしてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。感謝の気持ちを込めて皆さんに寄り添っていけたらと思います。

◆香取慎吾 皆さんからいただいたご支援が、たくさんの笑顔を作っています。あなたの愛に感謝しています。まだまだ大変な時間が続いていますが、1歩ずつ前に進んでいきましょう。一緒に。

◆日本財団笹川陽平会長 「LOVE POCKET FUND」に大変多くの皆さまから、ご寄付を賜りありがとうございます。おかげさまで12日現在、4億1825万3912円のご支援を頂きました。この浄財より1億6329万円を全国34の感染症指定病院に、人工呼吸器・簡易陰圧装置等の医療機器、医療用消耗品などの購入の援助に充てさせていただきます。日本財団では、昨年度も127の救急指導医指定施設にドクターカーなどの支援をいたしました。今後とも、このコロナ収束に向けて「新しい地図」の皆さんと共に支援活動に取り組んでまいります。