元NHKの久保純子アナウンサー(49)が、12日(日本時間13日午前)、ロッキーズの本拠地クアーズフィールドで行われた米オールスター前夜祭の人気イベント、ホームランダービー(本塁打競争)に、NHKの現地リポーターとして登場した。

久保アナは現在、家族で米ニューヨークで生活する。米国在住であること、BS1で放送されたスポーツ番組「ワールドスポーツMLB」(現在は「ワースポ×MLB」として放送)に現地リポーターと出演していた経験があることから、大役に白羽の矢が立ったと思われる。同局は久保アナの起用理由について「制作に関わることはお答えできません」としている。

ホームランダービーでは、大谷翔平がフアン・ソト外野手(22=ナショナルズ)と顔を合わせた第1ラウンドで、再延長の大激戦の末に敗退。久保アナは終了直後の大谷に、インタビューを行っていた。

久保アナは慶大卒業後、1994年にNHK入局。96年4月から担当した「ニュース11」で人気者となり、「クボジュン」の愛称で、アイドル並みの人気を博した。「紅白歌合戦」の紅組司会を務めたほか「プロジェクトX」の司会も務めた。2004年に退局し、フリーに転身。現在も、幅広く活動を続けている。