唐沢寿明主演日本テレビ系連続ドラマ「ボイス2 110緊急指令室」(土曜午後10時)第2話が17日に放送され、平均世帯視聴率が7・6%(関東地区、速報値)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・2%だった。

第1話は11・3%だった。

同作は、19年7月期に放送された連続ドラマの続編。主演の唐沢演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じる港東署の緊急指令室「ECU」の室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)橘ひかりが、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で摘発」する。制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスだ。

第2話で、樋口(唐沢寿明)の裏をかいた白塗りの男とその共犯者・二ノ宮純名は、樋口の息子・大樹を連れて逃走した。倉庫で襲われた重藤雄二の兄・通孝率いる捜査一課も捜査に加わり、全力で逃走車両を追跡した。そんな中、ECUのひかり(真木よう子)は、拳を握りしめ、交際相手だった重藤雄二が殺害された時の映像を見直していた。鬼気迫る表情のひかりは、犯人の足音の“ある特徴”に気づいた。

乗り捨てられた犯行車両を見つけた樋口は、石川(増田貴久)と手分けして犯人を追った。ECUから耳を澄ますひかりの力を借り、石川は純名を追い詰めた。しかし、純名は体に巻きつけた爆弾を見せると、近くにいた子ども達の群衆に向かって行った。