タレント武井壮(48)が、ミュージシャン小山田圭吾(52)の一連の騒動を受け、「人を不当に傷つける行為と決別しよう」と呼びかけた。

武井は20日、ツイッターを更新。「小山田圭吾さんの件は非常に大きな社会問題になった」と言及し、「これを機に大人も子供も、事の大小にかかわらずいじめや嫌がらせをしない、と心に決めて欲しい 今回の件を酷いと感じたみんなで ネットでの言葉の暴力も含め、人を不当に傷つける行為と決別しようよ 悪を叩くだけでなく、それを戒めに自分を律しよう」と、いじめやSNS上の誹謗(ひぼう)中傷問題の根絶を訴えた。

続くツイートでは、「特に子供達」に向け、「もし、身近な誰かを傷付けてしまっているかも?と少しでも感じたなら、今からでも遅くない『今までごめんね』と謝る、そしてもう2度としないと誓おう 今回の件は自分が犯した過ちで未来の自分が積み重ねた素晴らしい実績も壊してしまう可能性があるということ 自分と仲間の未来を今、守ろう」と呼びかけた。

小山田は90年代の雑誌2誌のインタビューを受ける形で、学生時代の障がい者らへのいじめを告白。14日に東京オリンピック(五輪)開閉会式への参画が大会組織委員会から発表された後、取り沙汰され、16日にはツイッターに謝罪文を投稿していたが、その後も沸騰する批判は収束することはなく、19日に辞任を表明した。