女優芦田愛菜(17)が27日、都内で声優を務めたアニメ映画「岬のマヨイガ」(川面真也監督、8月27日公開)完成披露試写会に、大竹しのぶ(63)粟野咲莉(11)らと出席した。

訪れた人をもてなすとされる岩手に伝わる伝説の古民家「マヨイガ」を舞台にしたファンタジー。芦田は、居場所を見失い「マヨイガ」にたどり着く17歳の主人公・ユイの声を演じ「大きな幸せもすてきだけど、日常に転がっている小さな幸せもすてきと思ってもらえれば」とPR。11年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で共演した大竹から「メーク室でキャッキャ笑ってた愛菜ちゃんが立派になって」と声を掛けられると、「覚えてくださっていてうれしいです。大竹さんはバラエティーの時とこういう時とで雰囲気が違ってすてき。今度はお芝居でご一緒したいです」と応じた。

作品にちなみ、人生で迷った時はどう答えを見つけるかと聞かれると、芦田は「自分なりに考えて、納得して行動する。行動した後は結果は決まっているから、なるようにしかならない。自分に人生の最終決定権があると思ってしまうと、うまくいかなかった時に自分を責めてしまうこともあると思う。結果は決まっていて、自分はそこに行くための方法を選んだだけなんだと思うようにしています」。大竹は「愛菜ちゃんよりずっと生きているけど、迷うことがあまりなくて、割と直感型で生きている。つらいことが起こっても座右の銘が『まあいいか』なので、気楽に生きてここまで来ました」と、それぞれ悩みとの向き合い方を語った。