SixTONESのジェシーが3日、東京・TBS赤坂ACTシアターで、主演舞台「スタンディングオベーション」の初日公演前にゲネプロを行い、初共演の寺脇康文(59)とともに取材に応じた。

舞台単独初主演。「初めてましてですよ。ど緊張です。このタイミングだと思っていなかったですね。僕はバラエティーでずっとふざけていくのかなと思っていたんですけど、資料をもらって。『ドッキリ?』みたいな」と振り返った。「出演者の方々がすばらしくて。寺脇さんを見て、うわ~『相棒』だって。おじいちゃんがファンだったので、ちっちゃい頃よく見ていたんですよ」と明かした。

寺脇はジェシーについて「馬が合います。モノマネ好きですし。舞台上では相棒ですよ」と笑った。「大胆かつ繊細なんですよね。ダイナミックかつセンシティブ。華があって真面目だし、両面を持っている」と評価し、「稽古初日から相合い傘で帰ったんですよ」と明かした。ジェシーは「傘なかったんですよ。そしたら、寺脇さんがさしてくれて。駅まで一緒に相合い傘で帰りました。優しいんですよ。おかしいくらい」と感謝した。寺脇も「毎日LINEをくれるんですよ」と話した。

東京五輪は稽古後などにテレビで観戦しているという。ジェシーは「昨日、帰ってテレビつけたら、野球、負けてたんですよ。でも、同点にして、サヨナラ。今日は稲葉(篤紀)さんの誕生日ということで。おめでとうございます。気持ち良かったですね」と、米国戦で勝利した侍ジャパンを祝福した。寺脇は「連日見ています。選手たちの演技もそうですけど、インタビューで泣かされちゃいます。人生をかけているなっていう。笑顔も、涙も。スタンディングオベーションしたくなります」と話した。