MBSテレビは26日、17日に84歳で死去した上方落語の重鎮、笑福亭仁鶴さん(本名・岡本武士=おかもと・たけし)をしのんで「追悼 笑福亭仁鶴さん ~天国ってどんなんかなー~」を28日午後1時54分から放送すると発表した。

追悼番組では、仁鶴さんの4年後輩の6代桂文枝(78)、仁鶴さんの筆頭弟子で上方落語協会会長の笑福亭仁智(69)のインタビューを放送。同局のライブラリーに残る貴重な映像で故人の在りし日をしのぶ。

文枝は「笑かしたるんやというパワーがあった。同じようにやっていたのでは、到底かなわないという思いはありました」と語り、仁智は「上方落語へのはなし家にも影響を及ぼして、次へもつなげたし、功績は計り知れない」と話した。

また、番組では4つのキーワード「落語家タレント」「劇場ネタ」「上方落語」「名ギャグ誕生の秘話」に分けて、国民的スターとして駆け抜けた仁鶴さんの功績を振り返る。