林遣都(30)が20日、都内で行われた映画「護られなかった者たちへ」(瀬々敬久監督、10月1日公開)公開直前トークイベントに登壇した。7月29日に大島優子(32)との結婚を発表して以来、初の公の場で、退場時に取材陣から「林さん、おめでとうございます!!」と祝福された。桑田佳祐が歌う主題歌「月光の聖者達」が大音量で流れる中、林の声は聞こえなかったが取材陣に向かって「ありがとうございます」と口を動かし、退場した。

林は劇中で、主演の佐藤健(32)が演じた連続殺人事件の容疑者・利根泰久を、阿部寛(57)演じる宮城県警捜査一課の刑事・笘篠誠一郎とともに追う、蓮田智彦を演じた。一般のファンから集めた質問の中で、「10年前と変わったところは?」との質問が出ると、林は「僕は両親に、ちゃんと、ありがとうと言えるようになった」と言い、笑みを浮かべた。滋賀県大津市出身で「学生時代、反抗期が強くて、反抗期のまま東京に行き(地元を)離れた。地元に帰っても、20代の頃は照れくさい時期があった。(親を)大切にしなきゃなと思い『ありがとう』と言えるようになった」と笑みを浮かべつつ、口にした。阿部から「(反抗していたのは)誰に…オヤジ?」と聞かれると「両親です」と答えた。